まだまだ暑いながらも
秋の空気も出てきた気がします。
残りのシーズンをしっかり走りきるためにも
クリートを確認してみましょう。
分かりやすいところで、シマノSPD-SLを例に見てみます。
マニュアルによれば、色のついた部分の半分程に
交換基準ラインがあります。
新品では丁度半分くらいの箇所です。
ここより減ってしまうと、固定そのものにかかわる部分も
接地・摩耗してしまい、安全面に波及する可能性が出兼ねません。
SPD-SLはもちろんスタッフにも愛用者は多いです。
シューズを見せてもらいました。
交換から時間が経っていないようです。
摩耗はまだまだ少ないですが、前寄りのU字部分に
脱着による変形が始まっています。
スタンダードな黄色クリート。
黄色部分はまだまだ有りますが、脱着で前部分の変形や剥がれが進んでいます。
メーカー基準で考えればまだ使えますが、イベントやレースなど
良いタイミングがあれば交換してしまいたいところです。
デュラエースグレードの軽量ボルトが気合いを感じます。
が、色部分が磨滅しています。ここまで減ると
ガタが出たり、固定力の低下が起きている可能性があります。
これは要交換と言わざるを得ません。
ちょうど3段階のサンプルがお見せできました。
シューズとクリートも、快適な走りの大事な一部です。
また、他メーカー・他システムでも交換基準や
機能低下の目安がございます。
ぜひご確認ください。
[ysid 4550170646929]
[ysid 4524667428725]