こんにちは!
PINARELLO ROOM担当の福元です。
店頭でお客様と直接お話していると、度々聞かれる
「そこまで本気じゃないので、、」という言葉。
私自身、自分の自転車を購入する際も
「ここまでのグレードはいらないかなぁ」と
あえてラインを引いていたりします。
ロードバイクらしい速度感や軽快感を求める一方で、
快適さなど、「そこまで本気じゃない」からこそ重要なポイントも
多々ありますよね。
そこでプロの世界でも活躍するPINARELLOから
「そこまで本気じゃない」自転車をご紹介。
PINARELLO X1 105
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PINARELLOはFシリーズをコンペティションモデルとし、
レースに勝つための設計、それを裏付ける多くの実績を持ちます。
一方でXシリーズはそんなFシリーズ譲りの走行性能に加え、
快適性を向上させたエンデュランスモデルです。
エンデュランスプラス・ジオメトリーと呼ばれる、
競い合うような走り方ではなく、ライドを楽しむスタイルのバイクライドを
想定して設計がなされています。
TECH FEATURE
一見すると PINARELLO Fシリーズと違いが分かりづらいかと思います。
それは現在に至るまで脈々と続く伝統的なパフォーマンスを
Xシリーズにも同様に受け継がれている証拠です。
ONDA FORK
PINARELLOのアイコンともいえる特徴的な形状の”ONDA FORK”
近年では当然のように語られるので、どのような恩恵があるか
説明が省かれることも多いように思います。
それほどPINARELLOのアイコンとして定着している”ONDA FORK”
正確な旋回性、安定性、縦・横方向の衝撃の軽減の役割を担っています。
フォーク先端には気流を整え、エアロ性能を向上させる”FORK FLAP”も
搭載。
Asymmetric Frame
フレームは伝統的に左右非対称となっており、
独自の解析によって、フレーム全体においてこの偏った力を
補正するように最適化したデザインがなされています。
エンデュランスロードでありながらUCIルールの規定に準拠し、
優れた空力性能と低い横方向の風圧抵抗を持切り詰められたエアロフォイル。
こうしたFシリーズと共通の技術を用いて作られたXシリーズは
エンデュランスモデルながら非常に高い走行能力を持ちます。
TORAYCA T600 Carbon
フレーム素材は長距離ライドに適した快適さを持つ”TORAYCA T600”
炭素繊維の開発・販売で世界トップクラスの日本の企業 東レ 製のカーボンです。
単一指向性のカーボンファイバー構造により、
路面からの振動を的確に吸収します。
FLEX STAYS
Xシリーズの最も特徴的な構造がこの”FLEX STAYS”
細身のシートステーで縦方向の振動を減衰し、
弓のようにしなって快適性を向上させる構造。
同時に最大32cのタイヤクリアランスを確保し、より快適性と
安定感のあるカスタムも可能に。
このFLEX STAYSを含む突き詰められたリアトライアングルが
快適性と走行性能を両立するXシリーズの肝となっています。
コンポーネント
機械式の105を搭載。
もちろんDi2化も可能。
また、105 Di2を搭載したモデルとしてX3というモデルもありますので、
初期装備として105 Di2を検討の場合はそちらもオススメ。
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まとめ
プロのロードレースの世界において多くの実績を持つPINARELLO。
そのためか、競技に特化したブランドというイメージのある方も
多いかと思います。
実際レースに勝つために開発されたモデルもある中、
こうした純粋にサイクリングを楽しむためのロードバイクにも
多大な時間をかけて研究開発がされています。
是非一度店頭にてご覧くださいませ。
以上、福元でした。