ワイズロード松山店の神山です。
今回紹介するのは
コチラのバイクのオーバーホールになります。
クランク廻りや
FDやフレーム、
プーリーもドロドロに汚れています。
そしてもう一つ
ステム下のジャンクションAがフレームにぶつかっています。
フレームへのダメージもあるので今回の修理ついでにカスタムしていきます。
まずは古いオイルを抜いていきます。
汚れもあるので次回はもう少し期間を短いうちに交換を!
その他のパーツもばらしてフレームだけに。
泡~泡~~
ワコーズのバリアスコートでコーティングをするとあら不思議、非常にきれいな姿が復活!
フォークもきれいに!
定期的に洗車をすることで綺麗な状態を維持できるとともに車体の異常を発見できますので定期的に洗車を!
コチラが今回使用するパーツたち!(車体から外して綺麗したパーツも一緒に入っています。)
一番目立つのはハンドルでしょう。
ハンドルはSHIMANO PROのエアロパシュート
アルミながらもフロントスウィープ形状を取り入れることで見た目はカーボンハンドルのような見た目に。
形状も今主流のフレア形状(10度)
[ysid 8717009419277]
他の車体と合わせて380㎜のハンドルに交換になります。
ステムも合わせて交換を!
そして今回目玉になるのが二つ。
ワイヤレスユニットとジャンクションA
12速Di2になってからはジャンクションAやB,ワイヤレスユニットなどが無くなりましたがこのバイクは11速、ワイヤレスユニットを追加するだけでもDi2を倍以上楽しめる事でしょう。
(サイクルコンピューターのページ送りやバッテリー管理、スマホとのカスタムのしやすさなどなど)
そしてもう一つがバーエンド内蔵のジャンクションA
ステム下にあったのをバーエンドに移します。
さて、ここからが私の頭の悩ませポイント、配線をどうやって組もうか?
Di2(11速)はとりあえずすべての機械(レバー、ディレーラー、ジャンクションA,Bなどなど)がエレクトリックケーブルでつながっていれば問題ない、そう、繋ぎ方に指定はほぼありません。
ワイヤレスユニットをRDの近くに配置しても問題ありません。
私の過去の愛車FELT ARではその位置にワイヤレスユニットがついていました。
そう、費用を抑えながらいかにきれいに配線を結ぶか、これが非常に頭を悩ませる結果に。
まあ無事通したんですけどね!
そしてワイヤレスユニットはフレームからハンドルに繋がるこの位置に。
もし、輪行等でDi2を動かないようにする際にワイヤレスユニットの線をどちらか抜くだけでこのバイクは動かなくなります。
ここはお客様とお話ししたうえでこの位置に。
Di2の配線が決まったのであとは組むだけ。
BBとチェーンにはデュラエースを。
べたべたになっているブラケットカバーも交換を。
上が新しい物です。
最後の仕上げにDi2のフォームのアップデートを。
無事完成。
チェーンリングやスプロケットをきれいに、チェーンも新品なのできらきらしています。
FD周りの汚れもきれいに落ちました。
よく汚れがたまるこの位置もきれいに仕上がっています。
リアブレーキホースと同じ向きにケーブルが入ることでヘッド周りのケーブル類をすっきりさせています。
右側に後方確認のためのミラーが付いている為、
ジャンクションAは左のバーエンドに装備。
ワイヤレスユニットのケーブルを一本抜くだけでこの自転車は動かなくなります。
サイクルコンピューターと接続が出来たり、バッテリーの確認などをスマートフォンで出来るなどおススメです。
(バッテリーの残量確認は定期的にしましょうね!)
今回の修理(カスタム)でかかった費用は工賃込みで約13万円
Di2関連のパーツがやはり高かった。
これからのイベントが終わったら自転車のメンテナンスはいかがでしょうか?
それでは!