ホイールのブランドはアジア系のブランドが増えたことで爆発的に増えていますが、ヨーロッパの古参ブランドの中でも特にマニアックなホイールを手掛けるのがこの【CORIMA】です。
唯一無二!フックレス21mmリムホイール!
コリマと言えばこの3:2のスポークパターンで組まれたホイールが特徴的です。
ディスクブレーキホイールというのは左右不均等な構造をしているため、スポークの組み方や長さなど工夫する事でバランスをとることが必要となります。
左右で2:1のパターンはメジャーですが、スポークの本数を24本ないしは21本という数でしか組めない為、実はスポーク本数を減らす事にはあまりつながりません。
そんな中、CORIMAは驚愕の20本で組む組み方でディスクホイールの最適化をはかってきました。(12:8です)
スポーク本数の少なさはそのままエアロダイナミクスの最適化につながるので、現代ロードホイールの中でもエアロに優れる特別な組み方をしているホイールだと思います。
そこに合わせるはフックレスリム
リム内幅は21mmのフックレスリムによりタイヤの変形を最小限に抑えこれもまたエアロ性能に優れるとされるものです。
タイヤサイズは25cから対応し好みに応じて様々なタイヤサイズを使うことが出来ます。
昨今のワイドリムホイールとは違った狙いを持ったレース用ホイールとなります。
ワイドタイヤに懐疑的な方、単純に機材の制約でワイドタイヤが入らない方はこのトラディショナルな幅を持つこのフックレスホイールが唯一の選択肢になります。
因みにですが、リムブレーキの時代に25c気に入っていた方は最新規格の26cタイヤを使っていただくとサイズ感がすごく似ているのでおススメになります。
実はすごく優秀なハブ
組み方にこだわるCORIMAは昔から独自設計のハブでホイールを組んでいます。
ハブの性能については非常に高いものがあり、最近ではスタンダードになっている面ラチェット構造のハブを今回採用していますが、空転が特に軽くて音も軽快です。
エアロに優れるリムプロファイル、スポーク本数も20本と考えられる最小数で組み上げられ、専用設計のハブは優秀。。。
どこに出しても恥ずかしくない優秀なホイールという事ですね。
重量については昨今の軽量重視で組まれているホイールと比較すると1,540gと軽くはありませんが、剛性バランスの高さもありパンチャータイプのアップダウンもスピードを維持しながらもグイグイ走るライダーには特にマッチするホイールとなります。
商品詳細
CORIMA
47mm WS EVO DX TLR
¥350,240‐税込
- 28" / ETRTO 28" (622) チューブレスレディペア
- シマノ/HG
- プロファイル: 47MM
- リム幅:26mm
- フロントアクスル: スルーアクスル Ø12 x 100mm
- リアアクスル: スルーアクスル Ø12 x 142mm
- 重量: 1540g
- フロントブラックスポーク:20本
- リアブラックスポーク:20本
- フックレスチューブレスリム
- TLR 互換最大圧力 4.7 bar (28mm)
- 保護カバー
- バルブナットツール
[ysid 22260567]
フックレスリムになったことでより空力に優れるホイールに生まれ変わりました!軽量化重視の方は実はチューブラーリムもラインナップにあるのでご相談ください。
リムブレーキの頃から知っていることもあって、やっぱりCORIMAって格好いいなって思う私でした。