府中多摩川店 PINARELLO担当千田です。
NEW DOGMA F に試乗できる機会を
PINARELLO JAPAN 様にいただき、行って来ました。
PINARELLO JAPAN 様、この度は誠にありがとうございました。
PINARELLO DOGMA F
前作の DOGMA F から3年の時を経て新型となった、
NEW DOGMA F
パッと見は、そんなに変わっていないように見えて、
変更点が多々あり、どうなんだろう?と思っていたので、
試乗会へ行って来ました。
DOGMA F インプレッション
カーボンの素材が東レのT1100からM40Xに変わった事で、
硬くなった?と思っていましたが、『硬い』とは感じませんでした。
それよりも、F の名を冠した歴代の DOGMA と違う速度の出かた、
速度の乗りかたに驚きました。
それほど、踏んでいる、回している感覚はないにもかかわらず、
ちょっと走ったら、既に高速巡行しているという感じ。
集中してペダルを回せば、さらに加速して、速度が乗って行く。
速度維持が楽で、回せば回しただけ前へ前へと進み、
何処までも行けそうな感覚に陥りました。
前へ前へと進んで行くと感じた理由として
前作よりもゴツくなり、剛性感を感じる新型のボトムブラケット廻り。
タイヤとホイールに肉薄するチェーンステー先端とやや太くなった!?
と感じる中間から後端。
シートチューブの下端の形状変更と、
やや、直線的になったと感じるシートステー。
リヤフレームを構成する、このトライアングルによるのだろうと、
考えています。
フロント側の
新型専用の TALON ハンドル と再設計されたヘッドチューブに
ONDA フロントフォーク
ダウンチューブ上端のクビレの形状が、ハンドリングを安定させ、
高速走行を可能にしているのだろうと考えています。
最後に
F の名を冠した歴代の DOGMA の中で一番速さを感じたのは
この NEW DOGMA F。
新型 DOGMA が、出る度に正常進化感じているのですから、
当然でしょうが。
高剛性ながら、乗り心地を犠牲にせず、さらに軽量性も併せ持つ。
そして、
《1本のフレームであらゆるシーンを走破する、
美しくないバイクは世に出さない》
乗って楽しく、眺めて見ているだけでも飽きない
という、PINARELLO の拘りもやはり、詰まっているバイク。
PINARELLO のスーパーハイエンド、スーパーフラッグシップバイク
NEW DOGMA F でした。