ワイズロード東大和店の高橋です。
私は軽量厨でもヒルクライマーでもありませんが、スピード重視というよりはゆったり長~く走るライドスタイルです。
普段KASKのVALEGROを使っている身からすると、エアロヘルメットは確かに露骨に空力的メリットを感じます。AERO-R1を過去に使用していましたが、頭部に発生する空気抵抗が圧倒的に減るのを感じます。ただし、速い速度で走っているときは問題ないのですが、登り坂に差し掛かるとどうしても空気の流入量が少なくなり、蒸れが気になってしまいます。
冬場はそれがむしろ良かったりするのですが、流石に夏は暑い。。
ということで、同社の軽量ヘルメット「FLEX-AIR」を買ってみました!
OGK KABUTO
FLEX-AIR
価格:29,800円(税込)
購入したのはS/Mサイズ。
重量195gと非常に軽量で、手で持っても「軽い」と感じますが、装着するとまるで存在を感じさせません。
この究極の軽さを実現するために「無駄」を徹底的に省き、シェルすらも削減する徹底ぶり。それ故の200gを切る軽さですが、個人的にこのヘルメットのお気に入りポイントは他にあります!
ヘルメットが宙に浮く!?
「エアフローパッド」が秀逸すぎる!
一般的にヘルメットのインナーパッドと言えば発泡シェルに貼り付けてあるものが多いですが、FLEX-AIRに採用されている「エアフローパッド」は3点固定のフローティング機構となっています。
これによってヘルメットが宙に浮くような状態になり、発泡シェルと頭部との間に空間ができ、非常に風通しが良くなっています!
目に染みる汗よ、さらば!
「ウルトラスウェットパッド」
同梱されているウルトラスウェットパッド-04を使用することで額の汗を効率よく左右に捌けさせ、視界を遮らないように設計されています!
先月、東京ヒルクライム OKUTAMAステージにて使用しましたが、上記2つの機能のお陰で一切蒸れることなく、視界もクリアな状態で目に入る汗にも気を使うことなく、全力で走り切ることができました!
BOA®フィットシステムを使用した「KBF-2」
BOAダイヤルを使用したアジャスターでよりきめ細かなフィッティングが可能となり、「ちょうどいい締め付け」が可能になるとともに、全体を包み込むような柔軟性も確保。アジャスターアームも上下に4段階に動かせたり、ヘッドレスト部の幅も2段階で調整できるなど、フィッティング機構も盛りだくさんです!
シチュエーションごとの豊富なアクセサリー!
上記で説明した「ウルトラスウェットパッド」の他にもあると非常に便利な付属品もあります!
「ノンスリップラバー-03」
アイウエアをヘルメットにホールドさせる際に重宝する専用ラバーです。
虫の侵入を防ぐ!「A.I.ネット」
(写真右がA.I.ネット・左がウィンターインナーパッド)
河川敷など、虫が多い場所を走るときには侵入防止ネットがついたヘルメットが快適ですが、FLEX-AIRは内装を付け替えることでネットをつけることもできます!ただし、多少なりとも空気の流入は抑制されてしまいますので、究極の開放感を求めるシチュエーションでは使わない方が良いかもいいかもしれませんね。
とはいえ、選択肢が多いのは大変便利なことです。使ってみて、虫の侵入の不快感と空気の流入量の減少を天秤にかけて決めると良いでしょう。
冬場にはコレ!「ウィンターインナーパッド」
通気性が良い=頭が冷える。当然のことです。オーバーヒートしかねない夏場はまだしも、冬場は逆に冷えすぎて悪影響だったりします。ただし、それも対策済みです!「ウィンターインナーパッド」を使用すれば空気の流れをシャットアウト!過剰な頭部の冷えも防げます。
取り付けには一度パッドを外します。
パッドの固定部分は固いですが、真上に引き上げれば外れます。
24年8月 Newカラー登場!
これまでも7色+限定カラー1色と豊富なカラーバリエーションでしたが、今年8月1日にニューカラー3色を発表しました!
めちゃくちゃカッコいいんですが!?既にネイビーコパーが欲しい!!
私が今回ヘルメットの購入に至った一番の理由は「現在使っているVALEGROが3年選手だから」というのが理由です。
みなさん、ヘルメットの交換時期、大丈夫ですか?紫外線などによってヘルメットの性能も劣化していきます。3年以上使っているという方、是非この機会に超軽量ヘルメットFLEX-AIRを検討してみてはいかがでしょうか?