この人また自転車壊してる・・・
当ブログをお読みの皆様こんにちは！
新宿クロスバイク館の藤平です
私事ですが、最近またチェーンを壊しました
交換してまだ半年程度しか乗っていないのにもったいない・・・
壊れた箇所だけ切って短くして何かに再利用・・・という事も考えましたが、寿命を半分近く使ったチェーンを無理矢理使う程困ってもいないなと思い、せっかくなのでしっかり壊してみる事にしました。
チェーンの破損と言えばやはり錆
私はチェーンメンテナンスの重要性を口酸っぱく投稿していますが、油分の切れたチェーンがどの程度の時間で錆びついてしまうかには興味があります。
実験に使うのは2500kmほど使用したKMC社のX10ELチェーン（SIL）です。
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⇑これはゴールド版
捨てるチェーンを綺麗にする徒労感
今までちゃんとオイルを注してきたチェーンなのでまずは脱脂ですね
これから捨てる物にパーツクリーナーを使うもったいなさを感じつつも普段使っている物にどれくらいの耐久性があるのかという興味もあるので休日の貴重な時間やコストを使って実験です
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ペットボトルにチェーンを入れ適量のパーツクリーナーを注いでシャカシャカ
普段から綺麗にしていたので思いのほか汚れは出てきませんでした
数分振った後は水でシャカシャカしクリーナー成分を流す
念のためこれを２セット行いました
クリーナーの成分残りが少ないよう何度か水で濯いだ後にペットボトルから出し、錆を進行させる為あえて拭き取りせず濡れたままで屋外に放置
その日は夜から雨が降ったので、8時間程度は水に晒された事になるでしょう
結果は？
12時間程度後にチェーンを確認すると既に茶色い部分がチラホラ
経験上泥のレースなどで油脂を持ってかれると恐ろしいほど早く錆びるという事は知っていましたが、このように視覚化すると実感して怖いですね
この程度の錆だったとしても金属の強度には影響が懸念される為交換をオススメします
実験に使用したチェーンのグレードがそれなりに良い物だった為か表面加工が良く、見た目には想定していた程の錆ではありませんでした
手で動作させると内部からキュルキュルと異音が発生し、明らかに抵抗感も大きいので使用に伴って表面加工が傷んでいるであろう内部は結構やられているようです。
「水分は乾かし、油膜は切らさない」が重要
自転車が水分に晒されるというのは一般的な使用でも仕方のない事です
雨天走行などをしたあとはマイクロファイバータオルで錆びやすい部分を拭き取りましょう
錆びの予防にはケミカルの油膜が効果的
私の通勤バイクは雨天でもガンガン走りますし、オフロード走行で泥に晒されたりする事もまぁまぁありますが普段から適切な注油を欠かさないので錆は一切ありません。
水置換性のケミカルなら濡れたままでも注油出来るのでオススメですよ！
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皆様も駆動系を綺麗に保って快適にライドしましょう！
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