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高コスパなアイウェアである122PHをインプレッション!夜間使用は出来るのか!?
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- 【名古屋ウェア館】尾林 佳史 23年07月12日
皆さん、自転車通勤してますか~?
雨でも気にせず自転車通勤を続けている名古屋ウェア館の尾林です。
休日のサイクリングでも、片道20分ほどの自転車通勤でも目を守り、視界の確保で安全性を高めてくれるアイウェアはとても重要なのですが、自転車通勤の様な行き(朝)は明るいけど帰り(夜)は暗いという明暗が分かれてしまうと交換レンズでの対応は毎日の事なので面倒になってしまいます。
そうすると、夜用レンズ(クリアレンズ・ピンクレンズ・イエローレンズ等)のまま、一日中使うことが多くなります。
実際に、私はピンクレンズのまま毎日通勤しています。
しかし、クリアレンズに比べて、ピンクやイエローはある程度は日中の眩しさを軽減してくれますが、やはり眩しく感じる場面はあったりします。
そこで!とっても役に立つのが調光レンズ!紫外線量で自然に可視光線透過率を調整してくれる優れもの!
ということで、今回は調光レンズタイプの中でも当店でも人気が高くて価格抑えめの高コスパなアイウェアを通勤で半月ほど使ってみましたので、そのインプレを書いていきたいと思います。
大型一丸レンズの調光で高機能モデル
[ysid 4966094608330]
KABUTO 122PH
¥23,100(税込)
物価上昇に伴って、有名アイウェアブランドも3~4万前後のものが増えてしまいましたが、それらに負けないレンズ範囲を持ちつつも税込みでも2万円前半に抑えているのはさすがと言えます!
しかも、ただ価格を抑えているだけでなく、レンズテクノロジーにもこだわった高機能モデル!というか、国内のプロ選手にも愛用者が多いほどのフラッグシップモデルというんですから驚きの価格ですよ!
機能説明
まず、インプレの前にこのアイウェアの基本的な仕様をお伝えしていきます。
調光レンズとして重要な可視光線透過率についてですが、紫外線が当たらない屋内や夜間だと65%で少し暗さが見えます。一応、日本産業規格(JIS)では夜間使用に適切だと提示されている可視光線透過率は75%なので、少し足りてません。ただ、これは調光レンズとしては珍しいレッドミラー加工を施しているからなんですね。この優位性は後程。
紫外線がしっかり当たっている時のMAXで暗くなる数値は13%なので、最大までいくとかなり暗いです。ただ、調光レンズの特性として気温が高くなると、色が変わりにくくなるので、ここまで暗くなる場面は少なかったりします。なので、車の運転にも適していると言われている透過率20%程度を目指すためとも言えますかね?
実際に私が日中使った感じでも、そこまで暗くなる印象はございませんでした。
アイウェアで大事なのは可視光線透過率だけではありません。
折角見やすい明るさに調整してくれたとしても、レンズを通してみる視界が悪かったら本末転倒です。
そこでこちらの122PHは、気候条件に負けないクリアな視界を確保するために、外側と内側で別の加工を施しており、
マスクやフェイスカバーを使用していると曇りやすい内側には、防曇シート加工をして寒暖差や呼気での曇りを抑制することで様々なシーンでのクリアな視界を確保。
外側には、撥水・撥油コートを施して雨天での視界確保や手が触れてしまった時などの皮脂汚れも抑制してくれるので、まさに通勤使用の日常使いにとてもマッチしています!
ノーズパッドにはメタルフレームを採用してますので、手で広さや角度を簡単に調整することが可能です!
しかも、ツルは日本人に合いやすく、ヘルメットのアジャスターとも干渉しにくい短めですので、使っていてストレスが少ないです。
[ysid 4966094608392]
122用インナーフレーム
¥2,750(税込)
別売りにはなってしまいますが、メガネユーザーにとても嬉しいインナーフレーム対応でもあります。
インプレッション
実際に使用してみた感じですが、外ではミラー感が強いため最大まで暗くなっていなくても、着用者の視線は分かりにくくなっています。
そして、最近は気温が高いからか日差しの強いところでも体感としては透過率は30%前後といったところで、そこまで暗くはなってませんでしたが、ミラー加工のおかげで眩しさはかなり抑えられてます。
というか、私ももうすぐ39歳になってしまうのですが、それぐらいの年齢になってくると暗すぎるレンズはかえって見づらくなる場合がございますので、正直ちょうど良かったです(笑)
実際、夜用まで明るいのは困るけど、明るめのレンズが良いというユーザーの声が高まっているようなので、曇り空なら変化も減って明るい視界を確保してくれる調光レンズは私ぐらいの世代以上になってくると、とても恩恵が受けられるのではないでしょうか?
夜間使用に関してなのですが、屋内でレンズを通して見ても分かるように、やはり少しスモーク掛かって見えます。
しかし、実際に街中で使用してみると名古屋市内は街灯が多いので、ほとんど暗さは気になりません。そして、私はVOLT800をミドルモード(400ルーメン)で帰宅時は使用しているのですが、街灯の無いところに入ってもこの明るさがあれば多少は暗く感じますが、そこまで気にするほどではありませんでした。
しかし、月明かりとかがアテになりませんので、明かりが照らされていない歩道とかからの飛び出しとかがあれば気づくのが遅れてしまいそうなので、ハイモード(800ルーメン)とかにライトの明るさを上げないと危ないかも知れません。
逆に言えば、ヘッドライトがしっかりしていれば大丈夫な暗さなので、JISで推奨されていない以上は自己責任になってしまいますが、個人的には『本気ライドじゃなければ使える』といった評価になります。
30km/h巡航とかスプリントとか、夜間でも頑張るのであれば視野はその分狭くなってしまうので、このレンズの暗さでは推奨いたしません。あくまでリラックスした状態ののんびり巡航や街灯の明るいところでの夜間使用に留めて頂きたいところです。
ちなみに、屋内の様な紫外線の当たらない状態だと、レッドミラー加工があっても視線は結構見えちゃいますので、曇天とかだと外でもアイコンタクトは取れそうです。
ミラーのおかげで、外ではこの様に顔を隠してくれますが、一般的な調光レンズだとミラー加工が無い分視線が見えやすくなっておりますので、このミラー感が好きな方はこのレンズがとてもオススメです♪
非調光モデルもあります
[ysid 4966094608316]
KABUTO 122
¥17,600(税込)
調光モデルがイメージと違った方は、こちらの非調光モデルがオススメです!
初期レンズとして、グリーンの格好いいミラーレンズ(可視光線透過率20%)がついておりますが、
まさかの、クリアレンズ(可視光線透過率90%)も付属しているんですよ!!
他ブランドの3万円前後するアイウェアに負けない大きなレンズを採用しつつ、クリアレンズまで付属してきて¥17,600(税込)とは、価格破壊もいいところでしょ!?正直、ブランドにこだわりが無ければこのアイウェア買っておけば間違いない!ってぐらいコストパフォーマンスが高すぎます(笑)
最後に
当店では他にも、数々のトップアスリートが愛用するOAKLEYをはじめ、私イチオシのタデイ・ポガチャル選手愛用のSCICONや、ウィンタースポーツやマウンテンで愛用者多数のSMITH!そして、当店での女性人気No.1のAIRFLYといった様々なブランドを在庫しておりますので、サイクリング用アイウェアをお探しの方は是非!ワイズロード名古屋ウェア館へご来店下さいませ!お待ちしております♪